【フレキシブル基板にチャレンジ!】番外編:Quadcept使ってみた

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは
エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。
今回は番外編ですが、こちらから【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ 記事を全部見ることができます。

挨拶

こんにちは、平野です。
今回の記事では、Quadceptという基板CADを使ってフレキシブル基板を設計した感想を書いていきたいと思います。

Quadceptを使って設計した基板については↓こちら↓で紹介しています。

ちなみに、僕はQuadceptを使うこと自体が初めてです。今回設計した基板はごくごくシンプルなものなので、この記事で紹介できるのはごくごく一部になってしまいます。
Quadceptについて気になった方は、ぜひ公式サイトを参照してみてください!

Quadceptって?

一言でいうと日本発の基板CADです。
非商用なら多少機能制限があるCommunity版を使うことができるので、趣味の工作にも使うことが可能です!!!
そんなわけで使ってみたくなり、社員さんに相談したところ有償版のライセンスがあるとのことだったので今回フレキシブル基板の設計に用いてみることにしましたとさ。

使ってみた

使ってみて感じたお気に入りポイントと惜しいポイントを紹介していきます。

良いところ

惜しいところ

  • 部品を定数ごとに作る必要がある
    KicadやEagleは、例えば値の違う抵抗などを用いるとき、抵抗のパッケージを一つ用意してあとから個別に定数を設定します。しかし、Quadceptは同じ部品でも値が違うといちいち異なるパッケージを用意しなくてはなりません。そのため、用意されていない部品を使おうとしたときにちょっぴり面倒な時があります。
  • オートルーターがない
    Quadceptには部分的な自動配線機能はあるのですが、未配線部分をすべて自動で配線してくれる機能がありません(2019年現在)。僕は普段趣味で基板を設計するときは重要な部分以外の配線をオートルーターに投げていたので、オートルーターがないのはすこしつらい点です。
    しかし、まともな基板を設計する際はそもそも自動配線はあまり使わないのかもしれませんし、人によってはあまり短所たり得ない短所かもしれませんね。

まとめ

全体の感想としては、他のCADにはありそうでなかった細かい機能が充実していてとても使いやすいという印象を受けました。また、異形のパッドが作りやすいことやティアドロップ機能があること、ほかにも高周波が扱いやすそうな機能などもあることからフレキシブル基板の設計にはこれ以上ない基板CADなのではないかと感じました。

Community版でも趣味レベルでは十分使えるCADなので、読者の皆さんも使ってみてはいかがでしょうか?

あとがき

でもlinuxサポートしてないので僕はkicadと一緒に生きていきます(完)

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