【インタビュー】デザイン面から見た電子工作で面白いことをしたい – 土田哲哉さん

布を使ったデバイスをもっと作れるのではないか、いろいろな可能性があるのではないかと思っていろいろ活動しています。

GIF(Generative Idea Flow)スワイプエプロン デザイナー土田 哲哉様
Maker Faire Tokyo 2018 の会場で、GIF(Generative Idea Flow)スワイプエプロンデザイナー 土田 哲哉さんにお話しを伺いました。
スワイプエプロンはエプロンのポケットをさわるだけでスマホを汚さず操作できるという便利なウェアラブルプロダクトですが、今後も、布(やわらかいもの)とフレキシブル基板を活用して更に面白いことが広がる可能性を感じました。

インタビュー

(安部)
スワイプエプロン というプロダクトを作っていらっしゃっている土田さんです。

(土田)
よろしくお願いします。

(安部)
よろしくお願いします。
普段の仕事はデザインをされている?

(土田)
そうです。
普段の仕事はUXデザイナーとして働いています。

(安部)
なぜ、こういうハードを作りましょうとなったのですか?

(土田)
もともとUXというか、デザイン面から見た電子工作で面白いことをしたいということをしていて、コンセプトから先に作って、ツールを作っていました。
その中で、自分たちが作ったスワイプエプロンというデバイスが、割と皆さんに好評いただきました。
布を使ったデバイスをもっと作れるのではないか、いろいろな可能性があるのではないかと思って、それを作りやすいようにするためにいろいろ活動しています。

スワイプエプロン

(安部)
今使われているのが、エプロンのポケットでスマホの画面をスワイプする。

(土田)
そうです。エプロンのポケットに導電性の布を織り込んで、そのまま動かすとスマホと連動して画面がスクロールします。

(安部)
こちらですよね。
ここの部分のグレーのところが、銀?

(土田)
はい、銀の糸が織り込んであるので、電気を通します。

(安部)
P-Flex™ の話になりますが、これが回路につながる際に有名な基板試作屋さんのほうで作っているフレキシブル基板が入っておりまして、もう少し柔らかさとかが欲しいとか?

(土田)
そうですね。柔らかさとか。
布なのでどうしても柔軟性が必要になってきます。
基本的に折り曲がることを前提としなければいけないので、柔らかくて、丈夫な素材があると、より安定したものになると感じています。

(安部)
弊社のほうでは基材が2種類あって、普通のPET素材とポリイミドがあります。
それぞれの優位点としては、PET素材はお水を飲むペットボトルとして使えるので、それとまったく同じです。
いわゆる水を通さない特性があるので、エプロンなどのキッチン用品にはいいかなと思います。
逆にポリイミドのほうは熱に対しての耐性が強いです。
そちらのほうは、どういうものを使ったほうがいいかなと思いますか?

(土田)
熱よりも濡れですね。
今回ぼくらが作ったエプロンは水場で使う前提だったので、防水性があるとより安心して使えます。
ハードルが一つ下がるような感じになると思います。
そうしてもらうとすごくありがたいです。

(安部)
これから少しずつ、われわれと一緒に試作を取りかかって行こうかなという感じで、ぜひご協力をお願いして、お役に立てればと思います。

(土田)
ぜひお願いします。

(安部)
今日はどうもありがとうございました。

(土田)
ありがとうございます。