くるくる丸めると懐中電灯のように光る、不思議な紙。どこか”ひみつ道具”のような製品「PAPER TORCH」 はどうやってうまれたのか、経緯などを紹介して頂きました。
今回の製品から、回路の基材を変化させるという新たな選択肢ができたのかな、と考えています。例えば、ギターのエフェクター。エフェクターって、自作の文化があるんです。基板に自分の名前を書いたり、色を変えたりして遊んでいる人がいるんですが、そこに”材料自体を変える”という発想は、今まで起こり得ませんでした。
基板はそもそも外に見せるものではなくて、機能さえすればよいもの。そのため、基板の色にこだわることって、基本的にはないんです。しかし今回、基板を前面に出す製品を開発したことで、基板を考える上で、従来は見向きもされなかった”質感”という新たなパラメータが関与するようになりました。(記事より引用)
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門外漢だから起こせた技術革新-丸めて光る「魔法の紙」量産化への道
くるくる丸めると懐中電灯のように光る、不思議な紙。どこか”ひみつ道具”のような製品「PAPER TORCH」が2018年7月より販売を開始した。価格は1万800円(税込)で、紙専門商社の竹尾、東大発ベンチャーのエレファンテック(旧AgIC)、デザインチーム nendoの3社が開発した紙だ。2017年に、限定50個で販売済みの同製品だが、今回は量産化を実現したという。