補強板の使い方と設計

補強板とは

基板の裏面(基板に貼り付けられた透明の薄い板が補強板)

補強板の目的

補強板はリジッド基板(通常のプリント基板)では利用しない、フレキシブル基板特有の部品です。

フレキシブル基板は薄くペラペラなので、そのまま部品を実装すると基板を曲げた時に簡単に外れてしまいます。コネクタを挿し込む部分や部品を実装する部分の基板に補強板を貼り付けることで、基板の厚みと強度を向上させます。

素材

補強板の素材にはガラスエポキシ板(FR-4)や、ポリイミド、金属板など様々なものが使われます。

P-Flex™️では0.5 mm厚のガラスエポキシ板と、基材と同じPETフィルム(総厚0.2/0.3 mm)を選択できます。

フレキシブル基板 P-Flex™ 製造仕様

補強板の設計

赤線で囲まれた部分が補強板

設計

補強板の設計は単にコネクタや部品が実装される部位を囲うだけで構いません(上画像参照)。

大きさや形状、数など特にルールはありませんが、補強板の貼り付けは手作業で行うため、設計が複雑なほど加工費が上がってしまいます。特に理由が無い限りはシンプルな長方形が良いでしょう。

注意点

基板CADで設計する場合

  • 補強板のデータはシンボルのファイルにも含めてください。補強板を貼り合わせる時のガイドとするためです。
  • CADにもよりますが、初期状態では補強板を描くためのレイヤーが存在しないCADがほとんどだと思います。適当なレイヤーを選択するか、もしくは新たにレイヤーを追加してください。ガーバー出力時にそのレイヤーを選択してください。

上記の注意の詳細についてはCAD別ガーバー出力方法をご覧ください。

その他CADやドローソフトで設計する場合

  • 補強板のデータはシンボルのファイルにも含めてください。補強板を貼り合わせる時のガイドとするためです。