2022年度NEDO「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に採択されました

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エレファンテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:清水信哉、以下「エレファンテック」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の、2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」(以下「本事業」)に採択され、約2億円を上限とした助成金交付が決定しました。

背景
【既存製法(サブトラクティブ法)】
Subtractive_method

回路基板の既存製法(サブトラクティブ法)では、「全面に金属膜を形成してからいわゆる写真法で不要な部分を溶かして捨てる」積んで・削る製法のため大量の廃液や廃水により環境負荷が非常に高くなることが大きな課題でした。

【エレファンテック製法(ピュアアディティブ®法)】

弊社製法(ピュアアディティブ®法)は「金属をナノ化してインクにし、金属パターンを形成し必要な部分にだけ金属を印刷したあとめっきで成長させる」方法です。必要な材料しか使わず工程が短いことで、大幅な省資源化、省エネ化が可能となります。1



必要な材料しか使わず工程が短いことで、大幅な省資源化、省エネ化が可能となります。

1: 独自製法で 環境負荷削減に貢献

研究目標

エレファンテックのこれまでの基礎研究、小規模実証を経て2020年には量産実証を実現しました。2
より大量・高スペックでの量産に対応するべく、本助成事業では「IJ印刷を用いた高スループット省エネルギーFPC量産技術開発」をテーマに、大規模生産を実現するための研究開発を行います。

2: 大型量産実証拠点稼働のお知らせ

エレファンテックは「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」という当社ミッションのもと、製法技術の向上、および装置開発をはじめ新領域のIJ印刷によるものづくりの研究開発に取り組み、持続可能な社会の実現へ貢献してまいります。

本事業について

今回、エレファンテックが採択された「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」は、エネルギー環境分野をはじめとする、社会課題を解決するための具体的な事業計画があり、持続可能な社会の創出に資するスタートアップの事業化の支援を目的としたものです。
NEDOのホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100339.html

会社概要

会社名 エレファンテック株式会社
設立 2014年1月
本社所在地 104-0032 東京都中央区八丁堀四丁目3番8号
代表 代表取締役社長 清水 信哉
資本金 100百万円
従業員数 73名
事業内容 プリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発、製造サービス提供
URL https://www.elephantech.co.jp

2022年6月1日現在

本件に関するお問い合わせ先

エレファンテック株式会社 広報担当
pr@elephantech.co.jp