2021年10月7日
エレファンテック株式会社
新木場R&Dセンター開設のお知らせ
エレファンテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:清水信哉、以下「エレファンテック」)は、新木場R&Dセンターを新規に開設します。新木場R&Dセンターでは、インク材料からインクジェット装置まで一貫して研究開発を行うことで、インクジェットによる環境に優しいものづくりの研究開発、社会への普及を加速してまいります。
エレファンテックは、インクジェットによる金属印刷技術と無電解銅めっきを用いたフレキシブル基板の量産化に成功しており、これまでより桁違いに環境負荷が低く、低コストである利点が評価され、市場への浸透が進んでいます。
この革新的な製造技術が、量産の壁を超え市場での利用が進んでいること自体は大きな科学的進歩である一方で、微細化や多層化などの性能面ではまだ既存技術に対して不足しており、市場の大半を置き換えるには至っていない状況です。逆に言えば、さらなる研究開発によって性能をさらに高めるに従って、市場のより大きな割合を置き換えていける状態にあります。
そういった背景のもと、研究開発を加速させるため、新木場R&Dセンターを新規に開設します。新木場R&Dセンターでは、材料、装置の開発研究を一貫して行います。延床面積578㎡、2階建て建屋内の1Fにはクリーンルームを設置してインクジェットを中心とした装置開発を、2階ではインクや表面処理を中心とした材料評価、開発を行います。材料から装置、プロセスまで垣根無く一貫して研究を行うことで、無駄なくプロセス開発を行える環境を目指します。
また、それに合わせて化学系、機械系、電気系、ソフトウェアなど広く研究者、開発者の新規採用も推進します。エレファンテックは、世界で唯一インクジェットによる金属印刷技術と無電解銅めっきを用いた電子回路製造を実現しており(※)、同分野では世界最先端クラスの研究開発を行える場として、研究者、開発者がフルに活躍できる環境を作って参ります。
※2021年10月7日現在、エレファンテック調べ、公開情報に基づく
新木場R&Dセンターの概要
名称 | エレファンテック株式会社 新木場R&Dセンター |
所在地 | 東京都江東区新木場1丁目3 - 14 |
延床面積 | 578㎡ |
稼働開始日 | 2022年1月(予定) |
会社概要
会社名 | エレファンテック株式会社 |
設立 | 2014 年 1 月 |
本社所在地 | 104-0032 東京都中央区八丁堀四丁目3番8号 |
代表 | 代表取締役社長 清水信哉 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 58名 |
事業内容 | プリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発、製造サービス提供 |
URL | https://www.elephantech.co.jp |
2021年10月1日現在
本件に関するお問い合わせ先
エレファンテック株式会社 広報担当