「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」というミッションの下に、環境負荷が少ない製法で製造可能なFPC P-Flex®を展開するエレファンテック株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：清水信哉、以下「エレファンテック」）は、2020年1月より、トヨタ自動車株式会社（以下「トヨタ自動車」）からレンタル移籍制度によって1名を受け入れ、車載向けIMPC®（配線・樹脂一体部品）事業立ち上げプロジェクトに参画頂くことをお知らせします。

エレファンテックはインクジェット印刷技術をベースにした電子回路製法の量産化に成功し、今年2020年には同製法で製造するFPC P-Flex®の大型量産実証施設「名古屋生産技術センター」を稼働します。さらに当該印刷技術によって自動車用ワイヤーハーネスを印刷によって実現するIMPC®事業の立ち上げに取り組む中、トヨタ自動車から人材の受け入れを決定しました。

本移籍は企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開する株式会社ローンディールが展開する「レンタル移籍」の枠組みによるものです。トヨタ自動車は今回初めてベンチャー企業へのレンタル移籍制度を導入し、その第1号案件として、先進技術開発カンパニー 先進プロジェクト推進部の主幹である桑原正明氏がエレファンテックに移籍することを決定しました。

エレファンテック株式会社代表取締役社長の清水は以下のようにコメントしております。

「トヨタ自動車様のレンタル移籍1号案件として、弊社を選んで頂いたことを嬉しく思います。弊社のようなスケールアップ段階かつ大企業との連携を行っているスタートアップにとって、大企業側の論理に対する知識、深い業界知識を持つ大企業の方の力を事業立ち上げのためにお借りできるのは大変有効だと感じています。また、スタートアップでの事業立ち上げの経験が、移籍されたご本人にとって大きな経験となり、トヨタ自動車に戻られたあともそれを活かしてご活躍頂けるよう、弊社としても努力して参ります。」

2020年1月10日現在