「切り絵(切り紙)」に着想を得た – 伸びないフレキシブル基板が伸びる仕組み

フレキシブル基板の素材自体は伸縮することはできませんが、レーザーカッターを使用し切り絵(切り紙)の手法と組み合わせることで、伸縮する基板を実現しました。

伸縮する生体電極(開発品)

伸縮する生体電極

写真はゲルを使わない銀-塩化銀電極をサポーターのように固定することを想定した筋電用ワーキングサンプルです。

心電図や脳波、筋電図を計測するために、生体の様々な形状に沿って伸縮する生体電極が必要とされます。
このたびエレファンテックでは、レーザーカッターを使用しフレキシブル基板に切り込みを入れることで伸縮基板型生体電極を実現しました。この伸びる基板は、通常のフレキシブル基板同様、伸縮しても抵抗値が一定で、はんだ付けをすることが可能です。

詳細は下記ページをご覧ください。

伸びないフレキシブル基板が伸びる仕組み

切り絵 基板

七夕の飾りの天の川を例に説明すると、切り込みを入れることで赤いエリアが、平面から座屈して曲面になることで、シート全体が見かけ上伸びることができます。これが「伸びないフレキシブル基板が伸びる仕組み」です。
加えて、この赤いエリアを細長くすることによって、分厚い素材や硬い素材でできているシートでも、曲げ易かったり伸ばすことができるようになるのです。


『インクジェット回路切り紙』展 | MTRL KYOTO(マテリアル京都)

日時:2018/09/07(金)~2018/09/13(木) 
場所:MTRL KYOTO
参加費:無料

めっきプロセスを含む独自の製造ラインを尖った立地に立ち上げるという楽しい経験をする中で、FABツールの花形でもあるレーザーカッターを使って、日本の伝統ある切り紙の考え方を組み合わせた新しい触り心地の材料を生み出しました。触っていただけるものも展示しますので、実際に曲げてみて、「丈夫なのに、柔らかく伸びる」回路を体験してみてください。(MTRL KYOTOより引用)

上記の仕組みを利用した伸縮基板照明および伸縮基板型生体電極などの展示をしています。