東京高専の水戸研究室は「磁気光学とIoTで、世界をちょっと面白く」コンセプトで、研究開発している研究室です。(*)
昨年秋CEATECでの水戸研究室展示で水戸先生や山田さんと弊社営業が知り会ったのがきっかけで、以降弊社フレキシブル基板に興味を持って頂いており、学生の山田さんは、弊社フレキシブル基板の勉強会にも参加してくださっています。
今回は、水戸研究室で計画中の「フレキシブル基板 P-Flex®を使ったIoT熱線式風速センサー」のご相談と、
エレファンテックの新工場移転後の見学を兼ねて訪問されました。
現在、東京高専の水戸研究室では、水戸先生を中心にして
サーミスタを使ったリジッド+ フレキシブル基板 P-Flex® のIoT熱線式風速センサーの制作を計画中で、
今までは「プラチナの線に電流を流して風速を測定する原理だったが、安価で入手性の良いサーミスタに置き換わることによってより安く簡単に、風速センサーが作れるのではないか」という構想を立て、それで弊社のフレキシブル基板 P-Flex®の依頼のきっかけとなりました。
なぜ、 P-Flex®なのか、その選択ポイントとしては
- 薄板(50μm)、薄いパターン(3μm)により、基板がもつ熱容量の影響を受けない点
- 安価に製造できる点
以上の点から、安くて精度の高いセンサーデータを搭載したIotを実現したい、とのことです。
画像は、熱心に構想について話される、東京高専 水戸研究室のみなさんです。
今後製作されたプロダクトに関しては、弊社Webや展示会で随時ご紹介していく予定です。
今回の訪問では、水戸研究室の学生のみなさんに弊社の工場をご案内しました。
感想を伺ったところ
- 「工場の環境がいい」
- 「工場が綺麗だった」
- 「お菓子エリアがよかった」(弊社には、社員・アルバイトの方むけに無料の飲み物とお菓子が用意された休憩用のお菓子エリアがあります。)
特に山田さんの
「基板を作る環境というと、劣悪な環境というイメージがあったが、(エレファンテックの工場は)それとは全く対照的だと思った。」という
若い学生の目線からみたエレファンテック工場の印象の感想は、とても嬉しいものでした。
写真右側から
- 水戸慎一郎先生(東京高専 電子工学科准教授)
- 山田恭平さん(東京高専専攻科2年:4月より電気通信大学修士課程に進学予定)
- 太田那菜さん(東京高専4年:4月から5年に進級予定)
- 吉竹隆也さん(東京高専4年:4月から5年に進級予定)